デリヘルでのフェラチオ、クンニが危ない!?

本番こそできないものの、基本プレイだけでも十分スッキリできるのがデリヘルプレイ。

お店によって若干異なる場合もあるが、キス、手コキ、フェラチオ、シックスナイン、スマタ、全身リップ、玉舐め、指入れが基本プレイとなっている。もちろん女の子によってディープなキスはNG、指入れはライトになど注文が入る場合もあるのだが……。

その中でもなくてはならない超重要プレイとなっているのが、いわずもがなオーラルセックスである。オーラルセックスとはようするに口や舌を使って、男性器、女性器を刺激する行為だ。(アナルへの愛撫もオーラルセックスの一部と考えていいだろう)

当然のごとく行われるフェラチオ&クンニだが、デリヘルのような不特定多数の男性が利用する性風俗店ではそのリスクはかなり高くなっている

フェラチオくらいナマでしてほしい!本番ができないのだから!と意気込む男性陣は後を絶たないし、女性器を徹底的に舐めまわすバターな男たちもやはり多い。

しかしながら、これらのオーラルセックスは口から性器、そして性器から口へと感染する性病リスクがかなり高いと、医療関係者は警鐘を鳴らしている。

特に最近は口から感染する性病が多く、気づかぬうちに感染し、無症状な日々を過ごすことで、早期発見&治療が遅れてしまうケースが多発しているのだ。

デフォルトのプレイであるからこそ、デリヘルを利用する男性陣は今一度そのリスクを再確認するべきである。

オーラルセックスでの性病感染は喉から?

挿入がないからコンドームを付ける必要はない!確かに一理あるのだが、性病対策として考えると、この理論は根本から間違えているのは明白だ。

性風俗店の代名詞といえるデリヘルだからこそ、どんなプレイをすればどの性病に感染しやすいのか、そして感染した後のリスクをしっかりと把握する必要がある

基本的に性病の感染経路は唾液、血液を含む体液との接触になるため、ライトなオーラルセックスだとしても性病感染リスクは計り知れない。

HIVや梅毒、肝炎などの重篤な性病については、感染確率こそ低くなるものの、クンニやフェラチオを通して感染する可能性は捨てきれないぞ。

さて、ここではデリヘルでのオーラルセックスを通じ感染する可能性が高く、特に留意しなければならない性病を以下にまとめていこう。

・クラミジア
・淋菌
・ヘルペス
・マイコプラズマ・ウレアプラズマ

コンドームを介さないフェラチオでしっぽりヘルスプレイを楽しむ男性は非常に多く、知らず知らずにこれらの性病に罹患してしまうケースが多々ある。

特にクラミジアと淋菌の場合は、咽頭への感染が多いことはあまり知られていない。

たとえこれらの病原菌が咽頭に感染しても、これといった症状が見られない場合も少なくないため、感染の事実に気づかないデリヘル嬢の何と多いことか。由々しき事態である。

つまりデリヘルで性病のピンポン感染が多い理由は、オーラルセックスを通じた喉からペニスへの性病感染が多発しているからだ。

これらの性病は命に関わる重度の病気ではないのだが、感染力の高さや性病の重複感染の可能性を鑑みると、いかにオーラルセックスのリスクが高いかを分かっていただけるはずだ。

デリヘル遊びの後に性病と向き合う大切さ

デリヘル嬢とオーラルセックスをするイコール、絶対に性病に感染するというわけではもちろんないが、上記で挙げた性病への感染確率は非常に高くなる。

性病に関しそのリスク管理がしっかりとできている男性は少ないからこそ、いかにその感染対策を講じていけるのか、そして早期発見&治療ができるのかが大切になってくるのだ。

性病対策として確実な方法は存在しないのだが、まず気を配るべきはフェラチオを受ける際はコンドームを装着すること。そして、クンニに代表される粘膜部位への接触は極力避けることが挙げられる。

決して難しいことではないはずだが、いかに昂ぶる気持ちをコントロールできるかがカギとなってくる。

また、性病感染のサインを見逃さないことも大切だぞ。疲労や風邪と誤認してしまいがちだが、排尿時の痛みや不快感、かゆみ、パンツに付着した汚れ(膿)、喉の痛みや腫れ、発熱などが見られることが多い。

デリヘルでの感染機会後に初期症状が現れるとは限らないが、体調不良と思しき兆候が見られたら、自己判断をせずにクリニックを受診するべきだ。

最近はWEBによる問診を導入する医院も多く、また専門機関を受診することなく郵送で検査が可能な性病検査キットも充実している。

性病検査がゆえに受診歴が残るのが不安という男性や、多忙でなかなか医師のアドバイスを仰げない方も多いと思うが、早期治療ができるか否かはQOLに大きく影響を及ぼす。

放置してしまうと大切な人へ性病を移してしまったり、重複感染、男性不妊などのリスクも高まってしまうので、自分は大丈夫と楽観視するのではなく、しかりと性病と向き合う勇気を持ってほしいぞ!