タトゥーに関するルールは曖昧
今ではファッション感覚で入れることも多いタトゥー。一昔前までは反社勢力を思わすものであったが、最近は一種の文化、芸術としても見直されてきているタトゥー。
場所や大きさを限定すれば職場でも許容されることもあるタトゥーだが、果たしてデリヘルを含む性風俗店の利用に関しては如何なるものなのか?
結論から言ってしまうと、タトゥーの有り無しが入店、利用拒否の理由になることはある。それぞれのお店で入店を制限する事項には幅があり、例えば時間を守らない、性病や感染症に罹患している、泥酔状態、または日本語が全く分からない外国人の利用を拒否しているお店は少なくない。
その事由としてタトゥーが含まれる場合とそうでない場合があるが、実際はその範囲によることも多い為、一概にタトゥーが一部分でも入っていれば利用拒否!という明確なルール設定はない。
あくまでお店側のスタンス、内勤スタッフの判断による為、その利用の可否判断は難しい。ただし基本的に格安店など、兎にも角にも安さ重視、回転率重視のところはルールも緩い場合が多い。
一方で老舗店や高級デリヘルになると、顧客トラブル防止、女の子を守るという意味合いでも、ルールが徹底される傾向が強くなることを覚えておくといいだろう。
WEBチェックと問合せは必須
もしタトゥーがある場合は、まず気になるデリヘルのWEBページの利用規約、注意事項をチェックすべし。
利用不可の事由がズラリと箇条書きになっているはずだ。そこにタトゥーに関する記述があれば、その利用は難しいと考えるべき。やはり暴力団関係者、またはそれに準じる人物と判断されかねないのが原因の一つと言えるが、基本的に隠せる範囲の場所であれば、バンドエイドなりを張って隠せば問題はないだろう。
しかしなかなか隠すのに苦労する範囲の場合に関しては、黙って利用をすると後々トラブルになりかねない為、一度電話でその詳細について尋ねるべきだ。
ただしデリヘルの場合はソープなどに比べて利用規約自体が厳格ではない為、そもそもタトゥーに関する禁止事項の記述がないお店も多い。
派遣型風俗のデリヘルにおいて最も危惧している事項は、
①泥酔客
②薬物使用、所持者
③本番目的の者
④未成年
⑤暴力団または引き抜き行為を目的とする場合
⑥性病罹患者
⑦複数の人物での利用
などが主な理由なので、意外にタトゥーありでも利用できるお店はあるものだ。
ただしタトゥーというよりは、ザ・刺青というレベルのモノが全身に入っている場合は、圧倒的な威圧感がゆえに反社と誤解されることも考えられるので、利用前の問い合わせは必須だろう。
風俗業界でもデメリットばかりのタトゥー
タトゥーはお客だけでなく、働く女性にとってもデメリットになる場合が多い。要するにタトゥーが持つイメージが決して健全ではなく、お洒落というよりは、どちらかというとお客受けがあまり良くないからだ。
もちろんギャル系のコンセプト店やSMの女王様など、ビッグなタトゥーがそれはイヤらしく入っている者もいるのだが、あくまで限定されたお店、女性に限られている。
要するに日本が社会的にタトゥーが受け入れない土壌である以上、デリヘルなどの風俗業界にとっても、働く側も遊ぶ側であっても異端扱いを受けてしまうのだ。
利用男性の中でバリバリのタトゥーが入っている男性は多くはないと思うが、風俗を含めた娯楽施設、または公共施設の利用に関して、タトゥーが市民権を得ていないのは残念極まりないことだよな。
ただしデリヘルがダメだとしても、服を脱ぐ必要のない手コキ風俗、ピンサロなどは例えタトゥーがあってもバレないことが多いので、デリヘル利用不可の場合はそれらのソフト風俗を利用すべきである。